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Channel: 音楽の大福帳
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■■ なぜ、晩年のブラームスがクラリネットの曲を書いたか? ■■

★「ブラームスのクラリネットトリオ」のお話の続きです。 なぜ、晩年のブラームスが、クラリネットの曲をたくさん書いたか? それは、1891年3月、ブラームスが58歳の時、 マイニンゲン宮廷オーケストラの素晴らしいクラリネット奏者 「リヒャルト・ミュールフェルト」に出会ったからです。 いちどは、作曲から引退する決意をしていたブラームスに、...

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■■ CDのマスタリングについて(ベッチャー先生のCD) ■■

★前々回のブログで、「ベッチャー先生のCDが完成」をお知らせしました。 そこで、「マスタリング」という言葉を使いました。 耳慣れない「マスタリング」とはどういうものか、ご説明いたします。 製品となる「CD」をプレスする前に、CD原盤を作る必要があります。 そのCD原盤に刻み込む音を、最良の状態にする作業です。 ★テープ、DAT 、CD-Rなどに録音されたデータには、...

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■■≪ヴォルフガング・ベッチャー 日本を弾く≫が完成■■

★金木犀が芳しく香り始め、ようやく秋らしくなってまいりました。 お元気でお過ごしのことと存じ上げます。 ★ことし5月、チェロのマエストロ「ヴォルフガング・ベッチャー先生」に、 演奏していただきました私の作品集が、CDとして完成いたしました。 ≪ヴォルフガング・ベッチャー 日本を弾く≫という題のCDです。  新作の「無伴奏チェロ組曲第1番」のほか、「箱根八里による変奏ファンタジー」、...

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■■ ベッチャー先生との出会い ■■

★2000年春「11月の東京リサイタル用に“荒城の月”の編曲が欲しい」と、 依頼されました。 これが、ベッチャー先生との出会いです。 その初演は、大変素晴らしかったのですが、 イントネーションがどこか“ドイツ訛り”。 先生も完全には納得されていなかったご様子。 その後、04年6月の東京リサイタルで、再び演奏していただきました。 日本人の演奏よりさらに立派な“荒城の月”に仕上がっていました。...

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■■ やさしい楽曲分析(アナリーゼ)≪再講座≫のご案内 ■■

★テーマ:“ラヴェル” 懐かしく夢見るような世界の背後にあるものは・・・ 07年 12月 13日(木) 10:20~12:30 会場:日本ベーゼンドルファー東京ショールーム Studio 06年1月29日にいたしましたラヴェルのアナリーゼ講座を、 もう一度、同じ曲と同じテキストで、開きます。 満席やまだご存知なくて、お出かけになれなかった方にお薦めです。...

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■■ 山の恵みとチェロ組曲第一番 ■■

★山形県の置賜地方に在住のお友達から、素敵な秋の恵みを頂きました。 天然のナメコです。 包み紙の地方新聞をゴソゴソとほどき、ビニール袋をあけますと、 生命力で弾けそうなナメコたちが、押し合いへし合い、こぼれんばかり。 大きなものはシイタケと間違うほどです。 黄、茶、黒、白、透明な粘液までが、キラキラと光り、 自己主張しています。 秋の色、秋の森の色です。 陳腐ですが、宝石より輝いています。...

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■■ 映画「ヴィーナス」と「エディット・ピアフ」■■

★今月は、作曲に専念していましたので、ブログがお留守になってしまいました。 作曲が進みました日は、フラッと映画を見に行くことがあります。 イギリス映画「ヴィーナス」は、あのピーター・オトゥール(1932年生、75歳)が、 老いた「俳優」を主演しています。 ★年老いることの残酷さと、そればかりではない生の輝きを描いた「ヴィーナス」は、...

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■■ ベーゼンドルファーについて  ■■

★07・11・27の夕刊で、オーストリアの「ベーゼンドルファー」ピアノが、 日本の「ヤマハ」に買収されることになった、という記事が出ました。 これに伴い、「日本ベーゼンドルファー」も即日、閉鎖され、 12月13日に開催予定でした私のアナリーゼ「ラヴェル その1 再講座」 ~懐かしく夢見るような旋律の背後にあるものは~は、不可能となりました。...

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■■ ヴィッテンでのチェロ独奏リサイタル ■■

★チェロのベッチャー先生からファックスが届きました。 9日の夜、ドイツのヴィッテン(Witten)という町の教会で、 私の無伴奏チェロ組曲を、演奏してくださったそうです。 とても嬉しい便りです。 ★プログラムによりますと、この演奏会は、チェロのソロリサイタル。 演奏曲目は、 ・バッハ作曲「無伴奏チェロ組曲 二番」 ・キルヒナー作曲「トゥレノス」(嘆きの歌) ・中村洋子作曲「無伴奏チェロ組曲」...

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■■「音楽の大福帳」のアドレス変更のお知らせ ■■

★「音楽の大福帳」のアドレスが、変更になりました。http://blog.goo.ne.jp/nybach-yoko/ が新アドレスです。 これまでyahooのブログに掲載されました記事は、順次、新ブログに移動させ、 「★旧アナリーゼ講座」、「★旧楽しいお話」など「★」印の項目に入れます。 (このため、多少の齟齬があろうかと、思われますがご容赦くださいませ)...

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■■ なぜ、晩年のブラームスがクラリネットの曲を書いたか? ■■

★「ブラームスのクラリネットトリオ」のお話の続きです。 なぜ、晩年のブラームスが、クラリネットの曲をたくさん書いたか? それは、1891年3月、ブラームスが58歳の時、 マイニンゲン宮廷オーケストラの素晴らしいクラリネット奏者 「リヒャルト・ミュールフェルト」に出会ったからです。 いちどは、作曲から引退する決意をしていたブラームスに、...

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■■ CDのマスタリングについて(ベッチャー先生のCD) ■■

★前々回のブログで、「ベッチャー先生のCDが完成」をお知らせしました。 そこで、「マスタリング」という言葉を使いました。 耳慣れない「マスタリング」とはどういうものか、ご説明いたします。 製品となる「CD」をプレスする前に、CD原盤を作る必要があります。 そのCD原盤に刻み込む音を、最良の状態にする作業です。 ★テープ、DAT 、CD-Rなどに録音されたデータには、...

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■■≪ヴォルフガング・ベッチャー 日本を弾く≫が完成■■

★金木犀が芳しく香り始め、ようやく秋らしくなってまいりました。 お元気でお過ごしのことと存じ上げます。 ★ことし5月、チェロのマエストロ「ヴォルフガング・ベッチャー先生」に、 演奏していただきました私の作品集が、CDとして完成いたしました。 ≪ヴォルフガング・ベッチャー 日本を弾く≫という題のCDです。  新作の「無伴奏チェロ組曲第1番」のほか、「箱根八里による変奏ファンタジー」、...

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■■ ベッチャー先生との出会い ■■

★2000年春「11月の東京リサイタル用に“荒城の月”の編曲が欲しい」と、 依頼されました。 これが、ベッチャー先生との出会いです。 その初演は、大変素晴らしかったのですが、 イントネーションがどこか“ドイツ訛り”。 先生も完全には納得されていなかったご様子。 その後、04年6月の東京リサイタルで、再び演奏していただきました。 日本人の演奏よりさらに立派な“荒城の月”に仕上がっていました。...

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★テーマ:“ラヴェル” 懐かしく夢見るような世界の背後にあるものは・・・ 07年 12月 13日(木) 10:20~12:30 会場:日本ベーゼンドルファー東京ショールーム Studio 06年1月29日にいたしましたラヴェルのアナリーゼ講座を、 もう一度、同じ曲と同じテキストで、開きます。 満席やまだご存知なくて、お出かけになれなかった方にお薦めです。...

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■■ 山の恵みとチェロ組曲第一番 ■■

★山形県の置賜地方に在住のお友達から、素敵な秋の恵みを頂きました。 天然のナメコです。 包み紙の地方新聞をゴソゴソとほどき、ビニール袋をあけますと、 生命力で弾けそうなナメコたちが、押し合いへし合い、こぼれんばかり。 大きなものはシイタケと間違うほどです。 黄、茶、黒、白、透明な粘液までが、キラキラと光り、 自己主張しています。 秋の色、秋の森の色です。 陳腐ですが、宝石より輝いています。...

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★今月は、作曲に専念していましたので、ブログがお留守になってしまいました。 作曲が進みました日は、フラッと映画を見に行くことがあります。 イギリス映画「ヴィーナス」は、あのピーター・オトゥール(1932年生、75歳)が、 老いた「俳優」を主演しています。 ★年老いることの残酷さと、そればかりではない生の輝きを描いた「ヴィーナス」は、...

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■■ ベーゼンドルファーについて  ■■

★07・11・27の夕刊で、オーストリアの「ベーゼンドルファー」ピアノが、 日本の「ヤマハ」に買収されることになった、という記事が出ました。 これに伴い、「日本ベーゼンドルファー」も即日、閉鎖され、 12月13日に開催予定でした私のアナリーゼ「ラヴェル その1 再講座」 ~懐かしく夢見るような旋律の背後にあるものは~は、不可能となりました。...

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★チェロのベッチャー先生からファックスが届きました。 9日の夜、ドイツのヴィッテン(Witten)という町の教会で、 私の無伴奏チェロ組曲を、演奏してくださったそうです。 とても嬉しい便りです。 ★プログラムによりますと、この演奏会は、チェロのソロリサイタル。 演奏曲目は、 ・バッハ作曲「無伴奏チェロ組曲 二番」 ・キルヒナー作曲「トゥレノス」(嘆きの歌) ・中村洋子作曲「無伴奏チェロ組曲」...

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